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住友林業の経営理念とサステナビリティ経営:経産省のガイドライン無視:標識の不掲示で進められた工事について

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 2018年にFIT認定を受けた「住友林業」の「風車」事業。 当地の住民は、それから約3年経った、今年の夏 2018年8月22日の初めての住民説明会が開催されるまで、何も知らずにきました。 風車工事現場は、森の中に隠れており、当地からは風車が立つまでは何も見えませんでした 上図のように、クレーンが急に出現して、始めて、工事がどこで行われているのかわかりました。 なぜ、誰も工事に気が付かなかったのか? 当地の入り口付近には、工事現場への林道の入り口があります。 また、当地内に資材置場を貸していたことも分かりました。 この資材置場は、皆の目につく場所にありますが、住民は誰も「何の資材置場か?」今年8月まで知りませんでした。 「なぜ、風車工事が近くで進行していることに、誰も気が付かなかったのか???」 もちろん、住友林業は経産省のガイドブックを無視して、住民への説明会を開催しないままに工事を進めていましたので、住民は工事計画については知り様がありません。 そして、もうひとつ。 住友林業は、経産省のガイドブックにある「標識の設置」も守らず、何も表示をせずに工事を進めていた事がわかりました。 住友林業は、国民の負担で成り立っているFIT認定で電力を買い取ってもらう予定であるのにも関わらず、 経済産業省・資源エネルギー庁の「事業計画策定ガイドライン」を全く守らずに事業を進めていたようです。 >>事業計画策定ガイドライン (風力発電)はこちら 経産省のガイドライン無視の事実 ①地域とのコミュニケーションの軽視 ガイドのP7〜には、地域との関係構築について説明されています。 当地では、自宅から658Mの定住者を含み、住民には工事着工後に初めての説明会がありました。 地域との関係構築を重要に考えていれば、一度も住民と会うことも、説明会をすることもなく、これだけ周囲の影響への大きい事業を進めることはないでしょう。 大企業の場合、実際の工事は現地の業者に任せている部分も多く 住友林業の担当者の方々がこのガイドブックを読んだことがあるかさえ、不明です。 経産省のガイドライン無視の事実 ②標識の不設置 P12〜は、周辺環境への配慮のひとつとして、土地の開発・造成工事が始まり次第 「風力発電所」を建設しているとわかるように、標識を掲げるように記載されています。 しかし、今回の住友林業の工事現場

安全に暮らせる場所を奪われる三重県:風車問題で住民説明会は大荒れ

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 先にご紹介した三重県の風力発電問題。 メ〜テレニュース (12月6日  15:40 ~放送 メ~テレ『アップ!』より) で取り上げられていましたので、ご紹介いたします。 友人や周りの人々、SNSでの反応を反応を見ていても、 風車が決して「クリーン」なものだけではなく、自然を壊し、暮らしを壊し、 そこに住む人々を苦しめる可能性のあるものだという認識が広がっていることを感じます。 ぜひ、ご覧ください。 住民O.W

松坂の大規模風力発電計画「見切り発車」住民反発

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11月28日の中日新聞にこのような記事が掲載されていました。 同じ三重県の松阪市で進む大規模風力発電計画。 買取制度変更に伴う駆け込みで、三重県では風車計画が乱立。  三重県知事が中止や抜本的な見直しを求める意見書を出しても無視。 自然環境も、野鳥も、住民の声も無視。 でも「誠意を持って対応する」と胸を張って言う、、、。 悪質業者の問題が後をたちません。 ぜひ、ご一読ください。 全ては、私たち消費者の電気代に上乗せされた 「再エネ発電促進賦課金」の利権に群がるお金儲けの話です。 我が家は気がついたら、毎月1,407円も支払っていました。 どれだけ節電しても、電気代がどんどん上がるはずです。 電気を作れば高く買ってもらえるのですから、こんな美味しい話はないでしょう。 営業努力も、お客様へのサービスも不要。 自動的に電気代に上乗せされた料金を使えばいいのですから 会社の評判も関係なく、利権に群がる会社が出てきても仕方ありません。 三重県をはじめとした自然豊かな地方は、このような悪徳業者の儲けのために どんどん自然を破壊され、住環境を破壊されています。 人々が安全に暮らし、眠ることができる場所をどんどん減らして 本当にこれがクリーンエネルギーなのでしょうか? 人々の住環境をよりよくする企業である住友林業さんにも、ぜひ、考えて欲しいです。 住民O.W