風車の跡地を確認してきました。

 本日、風車の跡地を確認してきました。


 住友林業からの風車撤去工事完了の通知を受けて、地域住民の会4名が、本日13時から15時まで、住友林業担当者2名の案内で復旧工事完了の様子を現地確認しました。


 写真を添付できると解りやすいのですが、写真撮影不可ですので、以下、ことばで説明します。


 現地では、1~4号機すべてにおいて基礎コンクリートが地下5mの深さから掘り出され、破壊・搬出され、埋め戻されました(一部のみ工事写真で確認。破壊状況を示す工事写真のなかった風車については後日同社から写真呈示予定)。


 復旧に当たっては自然の植生に戻すことが基本方針のようで、風車ヤードとして平地にされていた領域は、3・4号機については高さ2mほどマウンド状に盛土されて自然の山のようになり、1号機については逆に平地を作るためだった盛土が削られて元の斜面となっていました。


 そして、その地面には、一面に2m間隔で杉の苗(20~30㎝)が植えられ、周囲には高さ2mのネットが張られて鹿の食害を防いでいました。この苗は3年もすると高さ2m程に成長するようで、3号機の傍の現在成育中の林地がそれを示していました。


国道165号線に近い変電所と鉄塔も撤去され、造成されていた敷地は崩されて林道から谷への斜面になっていました。


 気になったのは工事用道路の法面です。小さな砂利を敷き詰めた風車工事用の道路は林業にも使うことからそのまま残されるとのことです。垂直に近い急角度で削られた法面は、一部に石垣(金網に栗石)もありますが、ほぼ全域で合成繊維のネットが張られています。計画どおりそのネットを通して草が生えていたのは傾斜の緩やかなごく一部で、多くは崩れやすい泥質片岩の面をネットの内側に収めたまま苔がついた状態であり、現に崩れている場所もありました。


今後土砂災害のないことを祈っています。気になったのは工事用道路の法面です。小さな砂利を敷き詰めた風車工事用の道路は林業にも使うことからそのまま残されるとのことです。垂直に近い急角度で削られた法面は、一部に石垣(金網に栗石)もありますが、ほぼ全域で合成繊維のネットが張られています。計画どおりそのネットを通して草が生えていたのは傾斜の緩やかなごく一部で、多くは崩れやすい泥質片岩の面をネットの内側に収めたまま苔がついた状態であり、現に崩れている場所もありました。今後土砂災害のないことを祈っています。線に近い変電所と鉄塔も撤去され、造成されていた敷地は崩されて林道から谷への斜面になっていました。

気になったのは工事用道路の法面です。小さな砂利を敷き詰めた風車工事用の道路は林業にも使うことからそのまま残されるとのことです。垂直に近い急角度で削られた法面は、一部に石垣(金網に栗石)もありますが、ほぼ全域で合成繊維のネットが張られています。計画どおりそのネットを通して草が生えていたのは傾斜の緩やかなごく一部で、多くは崩れやすい泥質片岩の面をネットの内側に収めたまま苔がついた状態であり、現に崩れている場所もありました。今後土砂災害のないことを祈っています。

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