風車解体…9月25日開始予定

 

風車2基の解体・撤去工事を925日(月)に開始すると、住友林業から電話連絡がありました。ただし、天候などで変更される可能性もあるとのことです。

風車解体に向けた仮設工事は既に始まっているようですが、社有林には入れませんので、何が行われているのかいないのか、私たちにはわかりません。また9月は解体のためのクレーンの設置が行われるはずですが、まだ外から見えるほどには組み上がっていません。でも期日までにはできるのでしょう。

そうしたら、天候がよければ、925日には羽根を外す最初の工事が遠望できそうです。

国道165号線の青山峠から県道に入り(実はその県道は旧初瀬街道)、森を抜けて保健休養地内を走り、管理センターまであと少しの位置に見晴らしのよい場所があります。ここから見ると、手の届きそうなところに2基の大きな風車が立っていて、いまも伊勢湾の景観を分断しています。11月、風車の撤去後は当地自慢の美しい景観が戻ってくるのでしょう。そして、いま風の強い日は発生しているはずのタワーから生まれる超低周波音も、消えるのでしょう。

しかし…。全てが元に戻ったとしても…。

住民との合意形成もなく何ら工事中であることの表示もないままに風車建設を進めた事実、その責任、また音に関する環境を破壊しようとした(一部は既遂)姿勢、その責任。風車撤去まで続く景観破壊の責任。それらは事業取りやめと住民説明会や文書での謝罪によって、すべて阻却されるのでしょうか。クリアーとされるのでしょうか。2021年8月から心を痛めてきた私たちには、釈然としないのです。

工事中にトラックやダンプによって痛んだ道路は大部分修復されましたが、まだ一部は痛んだまま残っています。何かを象徴するかのようです。




コメント

このブログの人気の投稿

山の上にクレーンだけが

一号機撤去工事が始まりました。

風力発電計画中止