津市への公開質問状

青山高原保健休養地住民の会では、先の臨時株主総会で民意を無視した市に対し4月5日、公開質問状を送りました。
内容は、以下のとおりです。ちょっと長いですけど。   

津市長 前葉泰幸殿

                                 青山高原保健休養地住民の会

青山高原保健休養地管理()の臨時株主総会に関する公開質問状

 2022324日、会社法に定める手続きに従った株主の請求により、代表取締役等の解任を主な議題とする標記株主総会が開催されました。この臨時株主総会で、発行株数の約53.9%をもつ津市は、川原田吉光観光振興課長を代理人として出席させ、議案に反対したことから、同議案は否決されました。これに関し以下お尋ねします。

     臨時株主総会の開催請求は256名(法人を含む。株主数の約40%)の株主によって行われ、委任状を含めた議決権数は解任賛成が3790株、反対が720株であった。解任賛成が圧倒的多数を占めていたにもかかわらず、津市は株主の総意を無視して議決権を行使し、解任に反対した。理由について説明を求める。

     青山高原保健休養地管理()(以下「管理()」)には、津市商工観光部長である藤牧和弘氏が取締役として選任されている。当然、臨時株主総会の席上において、津市として議決権行使の判断の理由を説明する立場ありながら欠席した。代理人の川原田吉光氏は何ら説明も出来なかった。欠席理由を川原田吉光氏に問うたところ、議会関係の業務多忙との回答であったが、議会の映像配信から管見するところ議会は前日(23日)に経済環境委員会を平穏裡に終えており、24日まで尾を引いた案件はない。出席は可能であったと判断する。従って株主総会を欠席するという藤牧和弘氏及び津市の行為は、株主を無視し、自ら説明責任を放棄していると言わざるを得ない。説明を求める。

     2021916日、藤牧和弘氏に面会して臨時株主総会の開催や管理()の運営体制について陳情した際、同氏は住民の会に「管理()に対しては公平中立」と説明していた。しかしながら、今回の議決権行使は説明と矛盾・乖離している。説明を求める。

     総会当日、議長を務めようとした管理()代表取締役に対し、解任要求された当人が議長を務めるのは議事進行の公正さを欠く、として議長交替を求める動議が出されたが、市は議決権を行使して反対した。結果、その後の議事では、公平に賛成反対それぞれの意見を裁くべき議長が、自ら解任反対の意見を述べ続け、解任賛成の意見は議長職権をもってこれを封殺するという異常な総会運営に終始した。指定管理者である管理()を監督すべき立場にある津市による誤った議決権行使が、このような不公正をもたらしたと言わざるを得ない。責任についてどのように考えるのか。

     今回の臨時株主総会に関わる津市の対応は、多数の株主(住民)の意向(民意)を無視した不当なものである。公平・中立であるべき行政の有り様から明らかに逸脱している。この批判にどう答えるのか。

以上の質問につき、本状受理後2週間以内に文書でご回答ください。

なお、本状及び回答文は当住民の会のブログ及び記者会見に併せ公表します。     以上 

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