前代未聞の臨時株主総会

  青山高原保健休養地管理株式会社が始まって以来の臨時株主総会が、3月24日に開かれました。この総会は、会社法に則り3%の議決権を持つ株主の請求によって開かれたものです。
 議題は代表取締役等の解任を求めるもので、解任理由は住友林業三重風力発電所の建設計画を知った日から基礎工事が終わるころまでの3年間、風力発電所に関する情報を一切開示しなかったことのほか、定款違反などがあったことを挙げています。
 総会の結果は、一般株主は解任賛成者が反対者の4倍以上(およそ190対40)だったのですが、会社の株の50%以上をもつ大株主の津市が反対に回り、議案は否決されました。
 この臨時株主総会は、会社の経営権をめぐる争いではなく、風力発電所を会社として容認するのかどうか、という側面もありました。

                       (住民 HD)


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