住友林業風車問題:住民の会からの抗議文と回答

 この度、住民の会では、
今回の風車工事が住民とのコミュニケーション皆無で進められた事業である事に対し
10/28日付けで、住友林業 代表取締役 光吉 敏郎氏宛、サスティナビリティ推進室に 「工事中止と完全撤去」を求める抗議文を送り、11/5日付けで回答を得ました。  

抗議文の中では、当地は保養地であり、化学物質過敏症で電磁波にも極めて感受性が高い体質の住人が定住している事や、低周波に弱いとされる高齢者も多く住んでおり深刻な健康被害が心配されている事、また、土地の価値の低下、住民が大切にしていた伊勢湾の景観も破壊されている事なども訴えました。 

住友林業は事態を深刻に受け止め
10/31には住友林業の資源環境事業本部長と、資源環境事業本部の環境・エネルギー部長が当地を訪問。住民の会のメンバー5名と話をさせていただきました。 

結果として、11/5に正式に文書にて「工事を一旦停止し、再調査、今後の話し合いを持つ」回答を頂きました!  

11/9から1週間程は(天候により多少の左右あり)安全確保のため、羽のついていない2基目に雨よけカバーを付けたり、周辺の防水、排水、クレーンの移動などの作業が必要となりますが、2基目の次の工程であるブレード(羽)をつける作業は、一旦停止し、再度の調査と話し合いを持つことが決まりました!



昨日受け取った、住友林業からの回答書はこちらです。





住民の会の抗議文でお尋ねした、全項目ひとつひとつには回答はまだ得られませんでしたが

●住民に説明しなかったことは住友林業が悪かったと認めたこと
●工事は一旦停止したこと
●今後とも話し合いを継続すること

以上の3点は、評価したいと思います。


ちなみに、私たちが1週間前にお送りした抗議文は、以下のものです。




※資料は一部、個人名は隠しております





これからの住友林業の企業姿勢と誠意に期待します。

これから、やっと住民の声を聞いて頂く機会ができそうです。

住友林業が「良い住宅と良い住環境、特に良く眠れ安らぐ家を提供する会社である」のであれば、我々の住環境を壊す事業は中止してくださると、私は信じています。





住民O.W


※抗議文中の住友林業代表取締役、光吉 敏郎氏のお名前が、寿郎になっておりました。間違いを訂正してお詫び申し上げます。

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