住友林業風車問題:工事現場見学
本日、希望者数名で、住友林業の風車工事地を見学してきました。
今回、写真撮影は禁止と言う事で、参加出来なかった住民(株主)の皆様に写真を見て頂くことができず残念です。
希望者(青山高原保健休養地株主)はいつでも見学が出来るそうです。
事前予約が必要となるようですので、工事現場を確認したい方は、
ぜひ、住民の会にご相談ください。
現場は、多くの木が伐採され、風車の土台が出来た状態でした。
現場を見ながら、参加した住民からは、住友林業担当者に対して
様々な質問が投げかけられました。
老朽化した時の騒音の問題。
出力制限が本当に機能するのかどうか?と言う問題。
土砂崩れなどの心配、等々。
もう、完成まで、あと数ヶ月。
本来なら、計画段階で聞きたかった「風車への疑問・質問」が尽きませんでした。
私が個人的に心配だったのは、アメリカなどで起こっていると聞いた風車の撤去問題。
風車の耐用年数は、約20年。
役目を終えた風車の撤去には莫大な資金がかかる為
海外では「ゴミ」と化した風車の放置が問題になり始めているようです。
住友林業の答えは、
「耐用年数20年過ぎても修繕などして出来るだけ長く使用できるようにする。
使用できなくなったら撤去する予定だが、その後の土地利用など含め、詳細は決まっていない。
私有地なので、自分たちで責任を持って、きちんと対処する。」
と言うようなものでしたが、あまりはっきりとしたプランがあるようには感じませんでした。
クリーンエネルギーと言いながら、自然をこれだけ壊し
20年後には「大きすぎるゴミ」となってしまうかもしれない、、、と思うと
未来の当地に、そして将来のこの地域の子供達に、大きな負の財産を残して行くようで、気が重くなった視察でした。
↑写真は当地(青山高原保健休養地)に数日前突如現れた巨大クレーン。
クレーン先端の高さは約50m。
地上から風車先端までの高さは約121m(住友林業から配布の資料より)。
風車ができたらこの高さの2倍以上のものが出現することになります。
青山高原保健休養地自慢の伊勢湾の景色も
このままでは、今後は、風車に邪魔される事になりそうです。
住民O.W
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